久しぶりの(?)ソロツーリング

「さすがに今日はだれも居てへんやろうな〜」
掲示板に予告カキコをしてはいたものの、反応がなかった今回のツーリング企画。その待ち合わせ場所に(非常に珍しく)時間通りに
到着してみると、関係ないバイク集団はいたものの、予想通り、知り合いはだれもいませんでした。
予想通りとはいえ・ ・ ・ まぁいいや。
「ま、たまにはソロツーもええか。後ろの人のことを考えなくてもいいし」
と、ポジティブな方向に考え直す。そして考え直しついでに、
「掲示板では”初心者でも大丈夫”なんて書いてたけど、1人やしな。”初心者では不可”なルートにしよ(←おい)」
といきなりルート&目的地を変更。この辺のいい加減さがソロツーリングのいいところだな(笑)。
という訳で、しばしマップルを眺めつつ決定したルート&目的地は、
道の駅 米プラザ→国道477号線→国道162号線→府道16号線→国道27号線→国道175号線→国道178号線→天橋立着!
ってな感じ。
本来はまともなルートで丹後半島の某所まで行くつもりだったんだけど、時間的にしんどそうだったので途中の天橋立を目的地にする事に。
行くのは何年ぶりだろ?
☆
さて、今回の企画。実はこんなのを装着してみたので、その慣らし、というのが本当の開催理由だったりします。(←おい)
たかが25mmアップ、とはいえそのフィーリングの変化は乗っている本人がびっくりするくらいだったので、
「こりゃツーリングにでも行って、体の感覚を慣らさないとまずいな」
という隠し目的があったりとか。ほんとに結構変わるもんです。 ←こーいう不純な動機があるから誰もこーへんねんな。
☆
たまたま同じ場所で開催されていたフリーマーケットをちょっと見て回ってから出発。まずは東へと進む。しかし、
そのまま道なりに進んでいくと有料の途中トンネルに行ってしまうので、その区間を避けるべく旧道へと進む。
そして渋滞を適当にあしらいつつ、国道367号線との複合区間へと。T字路になっている部分を左折して進んでいく。
と道なりに進んでいくと、なぜか、スルーしたはずの途中トンネルの料金所が目の前に。って、あり?
「えーっと、これはつまり、そういうことだな」
というわけで、路肩に停車してハンドルを右に一杯まで切って、後方確認してそのまま発車。フルロックターンで、来た道を戻る。
いきなり道間違えるか、自分。しかも何度も通っている道だというのに(笑)。
「だから私は細かいUターンが得意なんだな」
などと、道をすぐに間違えるから必要に迫られて会得した芸だという事を再確認しつつ南下。国道477号線との分岐地点へと進む。
☆
そして今度は無事に分岐地点を発見。予定のルートに進む。
この先は百井峠や花脊峠といった、路面が悪いわ、道幅狭いわ、タイトだわ、といった 楽しい しんどいルートなので気を引き締めて
行かないと。
ちなみに実際の道は↓こんな感じ。部分的に拡張工事とかはされてはいるものの、大半は1〜1.5車線の舗装林道状態。
変な言い方をすると、通る人を選ぶ道だ、と言えなくもない。

ちなみに道の横はこんな感じ。落っこちたらただでは済みそうにもない。もちろん(?)ガードレールはありませんよ。

「さーって、今日は後ろを気にしなくてもいいし、ここはひとつ」
という事で、前も後ろもだれもいないのをいい事に1人で突っ走っていく。 あー楽し(笑)。
なんせ元々が(ヘタレとはいえ)オフ車乗り。路面が荒れているせいで車体が振られてようが、全然気にならない。
「おー、まるでロデオみたいだな」 ←つーか少しはアクセル戻せ。
などとあほな事を思いつつ、(自分の中では結構なペースのつもりで)百井峠を抜けていく。
「この調子で花脊峠も行けるかな?」
残念ながら、そういう訳にはいかず、府道38号線との合流部分から車の後ろについて走る事になる。ま、そうそう突っ走ってばかりもいられんしね。
☆
そして、そのままごく一般的なペースで国道477号線を走っていく。
と、ここでガソリンがリザーブに入る。元々、タンクにさほど残っていなかったし。ここまで来られたら上等かな。
途中で凶燃費な区間があったし(笑)。
予定では、このまま進んでいくと国道162号線を走る事になるから、反対車線側ならガソリン屋さんには事欠かないはずなので
そのまま気にせず走っていく。そもそもホーネット600は、リザーブに入った段階で約6リットル弱くらいタンクに残っているので。
そして、以前にも立ち寄ったことのある ウッディ京北に到着。休憩タイムにする。以下建物写真。

朝市か何かが終わった直後だったらしく、軽トラにコンテナボックスを積み込んでいるおっちゃんおばちゃんの姿がいくつかあった。
写真に写っているのも、そのうちの一台。
ここで建物の中の売店を冷やかしつつ休憩していると、変なものを発見。炒り納豆、ってなにそれ?
原材料表示を見ても、米粉と納豆、しか書いていない。うーん、よくわからん。
関西圏で納豆の加工食品を売るとは、などと思いつつ気を引かれたので購入。実は私、関西人にも関わらず納豆が平気な人なので。
☆
そしてルートの再確認をした後、休憩を終えて出発。ウッディ京北から少し走ったら国道162号線と交差するので交差点を右折、北上する。
そして記憶通り、反対車線にあったガソリンスタンドで給油。予想より少し多く、11リットルほど入る。
そのまま国道162号線をさらに北上。前走車がいたのでそうそうペースはあげられなかったものの、それでも周山街道をたっぷり堪能して走る。
周山街道の日本海方面への道は初めて走るけど、その気になれば相当なハイペースでいけるルート。
走り屋さんたちに人気が高い、というのもよく分かる。
などと思いつつ走っていくと、前方に 『道の駅 名田庄→こちら』 という看板があったのでそこで休憩することに。
以下その時の写真。

位置的に美味しい(?)ところにあるせいか、結構色々なバイクが停まっていた。ここで、ペットボトルのお茶を飲みつつ、しばし休憩。
ぼーっとしつつ、地図を眺めてルートを再確認する。
よーく地図をみていると、どうもこの道の駅 名田庄という所はどうやら京都府ではなくて福井県に属するらしい。という事は、
府道16号ではなくて、県道16号という標識を探さなくてはいけないわけだな。 危ないX2、また道を間違えるところやったやんか。
☆
そして、県道16号線が現在地から1.5kmくらいの所で交差しているという事を確認してから出発。
県道16号線はツーリングマップルにはお勧め道路の表記はされてはいないものの、地図上ではそこそこ曲がりくねっているようにも見えるし、
そもそも方向的にはこの道を使うしかなさげだし、というわけで県道16号線へと進んでいく。
「結構道幅広いなぁ。路面も割といいし」
一応二車線道路になっていて、路面のつぎはぎもほとんどなくて、ガードレールも完備(笑)。
たまたま、前を走る車がいなかった上に路面もいい、となるとやっぱりペースがどんどんと上がってきて、もーなんつーか頭が熱暴走状態?
1人ヘルメットの中でニコニコしながら「うわーこわーたのしー」の連発(笑)。
「コーナーの曲率が一定だから、入り口で姿勢作ってしまえば後はアクセルだけでクリアできるし、ええ道やわ〜」
などとハイになりつつ状況分析していると、なぜか、思っているライン通りに走れなくなっている事に気が付く。
「あれー?なんで?」
とは思いつつも、少々ラインが膨らむ程度なので気にせず走っていると、
「うわーちょっと待ってってってぇえ!」
入り口は普通のコーナーだったのにターニングポイント付近から急に切れ込んでいるという複合コーナーに出くわす。しかも速度は
コーナー入り口の曲率に合わせたまま。 思いっきり頭はパニクってしまったものの、体の方が勝手に対処してました。それでも。
本気で危なかった・ ・ ・(汗)
運良くコーナーリングブレーキを上手く使えたのでガードレールに突き刺さる事もなく、ぎりぎりでクリアする事に成功。あぶねー。
しかし、その時の私の精神はこの刺激でさらなる高みへと舞い上がったらしく、この後もまったくペースが落ちる事なく暴走(笑)。
↑つーか危うく自爆しそうになったんだから、少しはアクセル戻せ、自分。
などとしているうちに、美味しい区間は終わったので、ようやっとペースが普通に戻る。はぁあ、周山街道よりも楽しかった♪
県道16号線。私みたいにあほな事さえしなければ、結構楽しい道だと思います。お勧め。
☆
そして暴走の余韻にひたりつつ、国道27号線との合流地点にさしかかる。しかし、どうも妙な立体交差になってるようで、一度
国道27号線の上を通り越した後に180°回り込んで合流しているらしい。
「という事は地図上では左折だと思っていた地点が右折になる、という事だよな?」
と、ここに来るまでにも、さんざん道を間違えてきたので変に慎重になりつつ、右折レーンに入って交差点の信号が変わるのを待つ。
と、よく見ると信号機の下には『感知式信号機』の表示が。そして左横を見ると、左折レーンの向こうの歩道に二輪車用の押しボタンが。
「右折レーンで信号待ちをしているバイクがどーやって歩道にある感知スイッチ押せるっちゅーねん?」
と、バイクを感知しない感知式信号機にネーミングの疑問を感じつつ、バイクを降りるのが面倒だったので、他に信号待ちの車が
いないのをいい事に、その場でくるっと回り込んで左折レーンに入ってスイッチを押した後、もう一度回り込んで元の右折レーンへと。
「こーいう時にUターンを応用して使えるんやなー」
などと、なんでその芸が出来るようになったのかは棚に上げつつ、しばらく待つと信号が変わって青になったので発車して右に曲がっていく。
「本当にこっちの方向で合ってるんやろう―――――
などと疑いながら右にバンクして曲がっている最中、いきなりハンドルに衝撃がきて激しくぶれ、さらに車体が勢いよくほぼフルバンクにまで
傾いてさらにそれ以上に傾こうとする。
頭はまだ事態を認識してはいないが体がとっさに反応、上体をハンドル上に被せてぶれるのを押さえ込みながら進行方向に固定しつつ、
フルバンク以上に傾こうとする車体を無理矢理起こすために、右足で地面を思いっきり蹴りつけて体勢を立て直して、何とか転倒を免れる。
―――――な!んなんだ?今のは?」
何が起こったのか分かっていないうちに自動的に反応した体のおかげで、ピンチを無事に切り抜ける事に成功。あーびっくりした。
?疑問符?で頭の中を一杯にしながら、後方を振り返ってみると、路面上に握り拳ほどの白っぽい石が落ちているのを発見してしまう。
まさかとは思うがアレにバンク中に乗り上げてしまったというのか?
「いや、いくら何でもアレを踏みつけてしまうほどドジではないつもりなんだが」
とは思うものの、ほかに原因になりそうなものはないしなぁ・ ・ ・ 思いっきり地面を蹴りつけたせいで、じんじんと疼き始めた右足を
抱えつつ、その場を逃げるように走り去っていく。 ←たぶんはた目には「あ、転倒した」と思われていたであろう。
☆
「まーでも、あの危機を無事に切り抜けられたって事は、もうそれなりにこのアップなポジションになじんでいるって事か」
などと、本能と反射神経だけで乗り切ったのを棚に上げ、ポジティブな事だけを考えつつ先へと進む。と、そこでふと右手の方を見ると、
「海だー!」
久しぶりに海を見た。なんせ今年の夏はいろいろと物欲に走ったせいもあり、どこにも行けなかったしなぁ。
時々見える日本海を楽しみつつ、ひたすら東へと進んでいくと、やがて舞鶴市へとさしかかる。そして道沿いにある赤煉瓦の倉庫群や
海上自衛隊の艦船などを眺めつつ、さらに東へ。そして国道175号線との交差地点に出るので、そちら方面に少し進んでいくと
今度は国道178号線と交差。右折して北上していく。
そのまま国道178号線を道なりに進んでいくと、天橋立に到着!となるはずなんですが、実は出発前に地図を見ていると、
「もしかしてもしかすると、ここから見たら天橋立を端から端まで一望できるんではなかろうか?」
という疑問がわいたので、その検証のために進路変更して、府道605号線という道に入っていく。
地図上で見る限りでは、半島をぐるっと回り込んで元の国道178号線に出るようなので、たいしたロスタイムにはなるまい、と
判断してのこと。
途中で一カ所、道を間違えて「宮津エネルギー研究所丹後魚っ知館」というのがある方向に進んでしまうものの、途中で気が付き
軌道修正。無事に半島周遊コース(勝手に命名)を走っていく。
まーなんつーか、ここも結構いい道。最北端の部分がアップダウンのきつい一車線道路ではあるものの、その部分にしても
路面がいいので対向車に気をつけていれば、さほど怖くもないし。 ←だいたい私はそういう道の方が好きだし。
そして半島のどこなのかは忘れたけど、眺めが良かったので撮ったのが下の写真。

そして、あらかじめ狙いをつけていた場所に到着して撮ったのがこの写真。 ←やたらと大きいので注意!
何がなんだか分かんねー な状態ですが、心配ご無用。撮った本人がよく分かってませんから。
「やっぱりある程度の高度差と角度差がないと一望するっていうわけにはいかないのか?」
広角レンズを使えば端から端まで画面内に納めることは可能でも、そうすると今度は対象物が小さく写りすぎるという事になり・ ・ ・
やっぱ風景写真は場所の選択が難しいわ。
などと写真の難しさを噛み締めつつ、直線距離なら約1.5km先の、天橋立目指して出発。
☆
そして再度国道178号線に合流して道なりに進んでいくと、『天橋立こちら→』 という標識がやたらめったらと立っているので
それに従って走っていくと天橋立の南端部分、小天橋がある方に到着。あーやっとか。
ではどこかで止まって、とは思ったものの、なんつーか、実に立派な観光地だったもので、バイクをどこに止めたらいいのか分からず
(つーかどこに止めても駐車料金を取られた上に、駐車場の隅っこの非舗装地帯に追いやられそうな気がする)、
「ま、こんな観光地丸出しのところに止まってもしゃーないか」
というわけで、小天橋付近はパスして反対側の北端に行ってみることに。
途中にある海産物関係の土産物屋が開いているかどうか、横目でチェック入れつつ走っていくと、海沿いに割とよさげな感じに
開けた場所があるのを発見。
2〜300mほど未舗装の農道を走らなくてはならないようではあるが、いい感じな写真が撮れそうなのでホーネットの
極太タイヤのグリップを信じて、そちら方面へと進入。
で、撮れたのがトップにあるタイトル代わりの写真。秋の青空を背景に、妙にスリムに写ったホーネット600の写真ですが。
「よし、この写真は使える」
などと、自分の写真を(文字通りに)自画自賛しつつ、寄り道終了。再度天橋立北端を目指し出発する。
☆
そして、南端部分のにぎやかな様子とは裏腹の、あまりにも普通の田舎町じみた道に欺かれ、つい曲がらなくてはいけない所を
通り過ぎていってしまう。いや、ほんとにごく普通の町並みだったもので。
などと、紆余曲折の末、なんとか無事に天橋立最北端の地に到達することに成功。
そして下の写真がその証拠写真。 微妙に私のバイクも写っています。

そして、休憩もかねて、周囲で適当に風景写真を撮ったうちの一枚が下の写真。
結構きれいな風景があったんだし、デジカメはCー3030持って行けばよかったな。いや、DSCーSX550が悪いって訳じゃないんだが。

そしてここでデジカメのバッテリーがお亡くなりになってしまう。ううむ。このタイミングで電池切れかい。
そういえば出発前にフル充電した電池に入れ替えた記憶がないなぁ。
元々が画素数の割にバッテリーの持ちが良くない、ということで有名だった機種の後継機なだけに、仕方ないかも。
残念ながら、今日は予備のバッテリーを持ち合わせていなかったので、
「まーここまで持ったんだし、いいか」
ってな感じでデジカメをタンクバッグにしまい込み、しばらくほけーと海を眺めつつ休憩。
と休憩している時に、さっき撮った写真の中に写っていた ぎざぎざの海岸線が気になり始める。
「なんやったけな、あれ?なんか役割があったはずやねんけどな」
年のせいか、昔たしかに○○の役割があるんだよ、という事を聞いたはずなんだが、思い出せない。うーん?なんだったっけ?
「・ ・ ・ ま、いっか。走っているうちに思い出すやろ」
と、思い出せない自分をごまかしつつ、ぼーっとしているのにも飽きたので、途中にあった土産物屋に寄り道して家族&猫ども用に
おみやげを買ってから帰路につく事に。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
さて、行きは 山の中で暴走するわ、ガードレールに突っ込みかけるわ、コーナー中に信じられないような大きさの石を踏みつけて
転倒しそうになるわ、曲がらなくてはいけない所を通り過ぎるわ、デジカメの電池を切らすわ、等々、例によって(?)さまざまな
アクシデントをくぐり抜けて、何とか無事に目的地に到達できた訳ですが。
果たして帰り道は無事だったのか? ←んな訳ねーって。
その辺の話は次回にご期待を。