GPS衛星の電波はどこに飛び交っているのか?





食事しながら、RYOさんと相談して決めた帰路のコースは、基本的には来た道を戻る、ただし、京都市内方面には行かずに大津市に
戻る、というもの。
となると去年の枝豆買い出しツーリングの帰路を援用すればいいか、と大ざっぱな記憶を頼りにナビにルートを設定していく。


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なんとかカーナビを設定出来たので、縮尺の大きい画面で大ざっぱにナビが半自動選択したルートを確認。とりあえず、
出石町内から道の駅 米プラザまでルートが一筆書きで繋がっているのだけを確認して、ナビゲーションを開始、帰路につく。

んがしかし、いきなり出石町の町内で方向を見失って、あちらこちらと迷ってしまう。駐車場(ではなかったけど)周辺が
一方通行ばっかりだったので、指示された道を走ることが出来ず、完全に方向を見失ってしまってました(笑)。

ナビも町中ではいまいちGPS衛星からの電波を受信しにくいらしく、現在位置の表示があんまり当てにならない。なので、
ちょっと走っては止まって電波を受信して現在位置を確認、を繰り返して何とか国道426号への道を見つける事に成功。

何でナビが設定ルートへと再案内してくれないのかって?うちのナビは基本的に「基本設定ルートを外れたら自力で戻れ!」という仕様らしく、
あんまり積極的には道を間違えた時の案内をしてくれない。この時も知らんぷりされてました(泣)。 ←もしかして嫌われている?

どうにか設定したはずの予定ルートに戻る事に成功して、「さて、この先はどこで曲がるのかいな?」とナビを見たら、何故か案内ルートが
国道426号ではなく もう一つ尾根向こうにある、地元民御用達みたいな道路を案内標示しているのを発見してしまう。
・ ・ ・ おかしい。ちゃんと設定したはずなのに、最初っから設定ルートが違うって、なんで?
ま、数キロ先の方で合流しているようではあるが。

この先の案内に多大な不安を抱きつつも、「ま、私の野生のカンよりも信用できるか、な?」とナビを一応信用することにして、
先に進んでいく。

大丈夫かよ、ほんと・ ・ ・


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などと危惧させられていた割には これ以降、妙な案内をすることなく、極めて順調に進んでいく。基本的には往路の逆順という
事もあり、道順の各ポイントは結構覚えていたりなんかするので、さほどナビの案内にも頼らずにさくさくと距離を伸ばしていく。

んがしかし。

国道426号から国道9号へと順調に来て、さて次は府道8号を経由して国道27号へと進んでいこうか、というところで どういう訳か
カーナビは府道8号の方には進まずに、そのまま国道9号を直進しろ、と進行案内をしてくる。なぜ?
「たしか府道8号を経由して国道27号に行くには、こっちの方に曲がらないといかんかったはずなんやけどなぁ?」
と、少々不審に思いつつも、ここまで順調に案内してくれていたこともあり、自分の記憶よりもカーナビを信用して直進してみることに。

そのまま数キロほどを直進して「いい加減進行方向が変わらないと、瑞穂町とか丹波町にまで行ってしまうんじゃ?」などと
不安を覚え始めた頃、ようやくカーナビが「進行方向を左に変更してください」などと案内してくる。
あーやっとかよ、と思いつつその案内をよく見てみると、妙に円弧状な道に案内している、ってそれはもしかして?

ナンデ舞鶴自動車道ノ福知山いんたーニ入ルヨウニ案内シテイルンデスカ?  (←ホントに頭の中がこんな感じだった)


「こっ、この馬鹿ナビ!なんて案内しやがる!」なんて怒ってもすでに手遅れ(泣)。ったく、なんでこういう案内をするんだか?

そういえば数年前、ココに案内するように自動設定したら、どういう訳かコッチに連れて行かれ、「後は自分でなんとかしろ」( ←意訳 ) とか
表示された事もあったよな・ ・ ・ どうやって林道すらないような雑木林満載の尾根一筋を ホーネットで越えろというのだ?

などと、頭が痛くなるような過去の迷ナビゲーションぶりを思い出しつつ、とりあえず馬鹿ナビの指示を無視。インター入り口を
スルーして、休憩できそうな所があったら、そこで止まって善後策を検討することに。
幸いにもそこから少しの所にコンビニがあったので、そこで一時休止、となったのでした。


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改めて案内ルートを詳細に見てみると、どういう計算をしたのか?福知山インターから次の綾部インターまでの一区間だけ
舞鶴自動車道を利用して、そこから先は国道27号を進むように、というようなルート案内。 ほんと、なんでこんなルートな訳?

ヤフオクで1円スタート競売に掛けてやろうか、などと半ば本気で考えつつ、ナビ地図であっちこっちを表示させてなんとか
国道27号線に戻れるような道を探してみると、どうやら府道522号というのを使えば、来た道を戻ることなく、予定の
ルートに戻ることが出来るような感じではある。 んがしかし、ナビ地図上でも分かるくらいに 結構曲がりくねっているんだよなぁ。

「3桁ナンバーの、しかも府道? となると良くても一車線の舗装林道程度かな?一応ルートが荒れてるかもってRYOさんに説明を
しておいた方がいいかな?」

と思ったので、ナビ画面を指さしつつ説明。一応、同意を得ておく。 ←XX主義的な行動だよなぁ(笑)。

基本的に、道を間違えても来た道を引き返すのがイヤ!っていう性格をしているので、少々回り道になっても一筆書きで行けるように
してしまうんですが、今回もそれが裏目に出てしまうことになるとは、この時点ではちょっとしか思ってませんでした。

ルートも決まったし、のんびりしていると雨に遭いそうだし、というわけで休憩を切り上げて、出発。一路府道522号を目指す。


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休憩していたコンビニから府道522号に行く途中にちょうど営業中のGSがあったので、ちょっと寄って給油。家を出るときには
ほぼ満タンだったので、大ざっぱな燃費計算をしてみたら大体リッター21kmちょい? ツーリング時にしても
意外と燃費がいい。 ←って普段飛ばしすぎっていうことなのか?

給油した三俣SSから府道522号への分岐まではさほど距離がないはずなので慎重に走っていると、前方に小さな橋が架かっているのを発見。
あれが分岐付近に架かっている橋なのかな?

と、気が付くのが少々遅かったので、ちょっと急ブレーキ気味な停車となってしまう。 周囲の風景とナビ地図を照らし合わせて、
本当にココでいいのかチェック。それっぽい道でないような気もするが、どうやら正解らしい。

「本当にこの道なのか?」と思いつつも進んでいくと、だんだんと民家が少なくなっていくにつれて、道幅も細くなり、
さらには路面自体も、山肌からの土砂や、おがくず状になった車に踏み潰された木の枝が、わだちの跡だけを残して降り積もっている、
というような、ナイスにステキな状態になっていく。こりゃ予想してたよりもはるかに凄い道だわ。

「なーんで私が企画すると、一回はこういう廃道一歩手前のステキに荒れ果てた道を通ることになるんだろう?」

などと半ば本気で悩みつつも、入り込んでしまった以上通過してしまわないと仕方ないので、RYOさんがついてきていることを
確認しつつ、ゆっくりと確実に通過することだけを考えて走っていく。
道自体はタイトで良かったんですけどね。しかし あそこを楽しんで走るにはオフ車でないと無理でしょう。



ちなみに、ツーリングマップル(2002年4月2判14刷)に掲載されているコメントには
「交通量皆無の舗装路。路上に杉の小枝多く、廃道状態
とありました。 (←後日、このレポート書くためにマップルでルートを再確認していたら気がついた)
やっぱそれなりに凄い道だったらしいです。


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なんとか転倒もせずに峠を越えて、無事に綾部市内へとたどり着く。実は数回フロントを滑らしていた・ ・ ・
「後は何とか府道8号か国道27号に出れたらOKなんだが・ ・ ・ 」
しかし、こういう現在位置をしっかり把握しておきたい時に限って、カーナビがGPS衛星の電波を受信しづらくなっている。
どうしてくれよう・ ・ ・

とりあえずナビ地図で大体の方向を見定めて、後は適当に走って道を探し出す、という いきあたりばったりな方法で
ぐるぐるぐるぐる走り回って道を探していると、運良く?(たぶん)この地点までたどり着くことに成功。
「やったー。これで設定ルートに戻れる〜」
などと思ったのもつかの間。橋のそばには「人間および自転車専用」という標識が。 ・ ・ ・行くに行けない・ ・ ・

強行突破してやろうか?と一瞬思ったものの、橋を渡りきった所に青い紙切れを持った人が待ちかまえていたら非常に困るので、
再度うろうろと 道に迷う 道を探す事になったのでした。あと数百メートルだったのにぃ。

しかし、ナビ地図によると、道なりに北上して行けば府道8号とぶつかるはずなので、そのように走っていく。
ところが行けども行けどもそれっぽい幹線道路と合流してこない。

「おかしい。距離的にはとっくに合流しているはずなのに、なんでまだそれっぽい道路が見えてこないんだ?」

さすがにこれは行き過ぎだろう、というような距離を走ってもそれらしき道と交差しないので、停車してナビで
現在位置を確認してみると、やはり通り過ぎている。ん〜、でもそれっぽい道はなかったはずなんだけどなぁ。
ま、通り過ぎていることは確実っぽかったので来た道を引き返してみる。が、やはりそれらしき道は見つからない。

というような行ったり来たりを数回繰り返してもぜんぜん道は見つからず、いい加減嫌気も差してきたりして。

「なんで交差しているはずの道が見つからへんねん?しかも高架橋があるからナビ精度もいまいちだし。って、 高架橋!?

いやそんなまさかでもしかしもしかして、などと少々動揺しつつ、高架横の側道を辿っていくと、あっさり府道8号と合流してしまう。


つまり、普通に交差していると思いこんでいた所が実は高架になっていて、それに気がつかなかった 大マヌケな 私は
その下を何度も何度もくぐっていた、と。そういうことですか・ ・ ・

あぁあ、精神的に限りなく疲れ果ててしまった・ ・ ・     ・・・沈没・・・ 
RYOさん、その節は何度も何度もUターンさせてしまって済みませんでした。


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いささか精神的に疲労しつつも先を急ぐ。やっとの思いでたどり着いた府道8号はすぐに国道27号と合流するので
そちら方面に進んで行く。往路の大渋滞が嘘のように、上下どちらの車線も順調に流れていていた。

そしてそのまま道なりに走っていくと由良川沿いの府道12号に交差するので、そちら方面へと進む。
ここでも交通の流れは順調だったものの、この辺りから天候がだんだんと悪化していっているように見える。
コンビニ休憩の時には結構晴れていたんだけど。

「雨の降ってくる前に、京都と滋賀の間の峠越えはしておきたいな〜」

という意図があったので、後方のRYOさんに気にしつつも徐々にペースアップ。なんとか上記の予定をクリアすべく
頑張ってみることに。

そして府道12号を過ぎると、国道162号・周山街道に出る。往路はこの道を北上していたので、来た道を帰るのなら
この地点から南下して京都市内へと進んでいけばいいんですが、事前の相談でも「京都市内は避ける」方向で話がまとまって
いたので南下はせずにそのまま東に進んで、府道38号線へと進んでいく。

府道38号は道幅はさほど広くもないし(狭いというほどでもないが)、結構曲がりくねっていたりもする上に
そこそこ車の往来があったせいもあり、交通の流れに沿って走っていく。そしてやはりというべきか?
走っていくほどに天候が悪化していく。

「まずいな〜。何とかもうちょっと持ってくれ〜」

などと、思っていても、そうはいかないのがこの世の常。ごく軽くぱらぱらと降ってくる。

「やば。停まろうにもこんな山の中の道では路肩もほとんどあらへんし。どうしよう?」

と思っていたら、すこしづつ本降りになってくる、とその時、実にタイミング良く空き地があるのを発見。ラッキ〜。
おもむろにそこに停車してRYOさんと2人、カッパを着込む。着終わった頃にはもうどうしようもないくらいの立派な本降り状態。
こうなってはもう急ぐ意味がないので、適当に流れにのってのほほんと走っていく。

そして、雨の中を府道38号から府道110号へと進む。この府道110号、以前走ったときには晴れ&完全ドライという状態だったので、
道幅が狭くタイトなコーナーが連続するという道だったにも関わらず、結構楽しめたんですが、今回は完全な雨状態。正直なところ、

「けっこうしんどい道やな〜」

という印象。なにせ、一車線幅の道に片側の崖から雨で流出してきた小石を含んだ土砂が路面全部を覆い尽くしていて、さらには車が
それらの土砂をきれいにわだち状に寄せ集めてくれていたりとか、他にも雨が路面を覆い尽くしていて、「川なのか?ここは」と
言いたくなったような部分もあったりとか、そういう道だったので、転倒しないように気をつけて、府道110号から県道783号へと。

ようやっと滋賀県に戻ってきた。 とはいえ、まだまだ大津市の北限付近地点。先は長い・ ・ ・


                  ☆


そして府道110号とさほど変わらないような状態の県道783号を越えると、やっと国道367号、いわゆる”鯖街道”へと抜けてくる。
さすがにこの辺りまで来ると、何度も通った道だけに「あ〜やっと帰ってきた〜」などと感じてくる。
そして、しばらく前から徐々に勢いをなくしていた雨が、いつの間にか止んでいる。珍しくフルフェイスヘルメットで走っていたから
顎に雨が当たらないので(速度によってはけっこう痛い)気が付かなかった。降っていたのは山の中だけだったのか?

「フルフェイスって、走行風が当たらないし エンジン音も聞こえにくいから、どうも体感速度感覚がずれてくるんだよな〜」

などと(どうせメーター見て走らないのに)思いつつ南下していくと、大津方面では雨がほとんど降らなかったのか?
路面は完全なドライ状態。しかも雨が砂やゴミを洗ってしまったらしく、けっこういい感じ。
なのではあるが、やっぱり交通量もそれなりにある道なので、車の後ろについて走ることを余儀なくされる。せっかくの
ドライ路面だというのに(笑)。

んではまあという事で、とある意図を持って、途中幾つかある信号待ちですり抜けなどしつつ、先を急ぐ。
そして目論見通り、ある場所の信号待ちで上手い具合に車列の先頭に滑り込む事に成功。

「この先は高速系のコーナーばっかりだし、この時間なら白いバイクに乗った地方公務員の人もいないだろうし、ここはひとつ 」

という事で、背後のRYOさんをさほど気遣うこともなく(どうせ一本道)、ペースアップ!雨の中を走っていた鬱憤をはらずべく
けっこうなペースで走っていく。あ〜楽し ♪  ←これがやりたかったのさ(笑)

ってな感じで走っているにも関わらず、バックミラーからRYOさんの姿が消せない。ううむ。ま、本気の全力で走っている訳では
ないとはいえ、一般的な初心者〜中級者なら とっくに置いてけぼりにしているくらいのペースのはず、なんですけどねぇ。

「このペースについてこれるんなら、もう初心者扱いはする必要もないかな〜」

と認識を改める。なんか、去年とは走り方そのものが違ってきてるわ。やっぱ普段から真面目に体動かしている人だけの事はあるのか?
出石町で、微妙に傾斜していた場所にバイク止めていた時も、車両の取り回しとか全然OKやったし。バイクそのものに
すいぶんと慣れてきてはる、という事かな。


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などと、こっそりRYOさんのスキルアップを検証しつつ(笑)走っていると、国道161号と交差するので、そのまま琵琶湖大橋方面へ。
標識案内に従って進んで、道の駅 米プラザへと到着。ふうぅ、やっと着いたよ。

あー疲れたぁ、とかなんとか雑談しつつ、しばし体を休める。下は到着して、取りあえずカッパを脱いだ直後の写真。
薄暮迫る頃合いなんで、微妙な薄暗さの写真ですが。  逢魔が時、とも言うな。

 

到着直後の写真。Hornet900のマルチリフレクターヘッドライトはやっぱきれいだなぁ。

 


一応、ここでツーリングは終了、解散という事に。んがしかし基本的に帰る方向が同じ、と言うこともあり、朝の集合地点付近まで
国道161号の渋滞を問答無用ですり抜けしつつ、一緒に走って帰ってました(笑)。
そしてすり抜けを上手くなるのには一本橋と応用千鳥走行の練習が欠かせないなぁ、と改めて実感。ほんと、やっててよかった(笑)。




今回のツーレポはここまで。長々とお読みいただき、ありがとうございました。



 

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