そして?



「さて、そろそろ帰らんと日が暮れるし」

と、ぼーっとしているのにも飽きたので、帰路につく。んがしかし、その前に家族(そして我が家で飼っている猫ども4匹)に
なんかお土産を買って帰らないと。

「たしか途中に海産物系のお土産物屋があったはずだし、そこで適当に見つくろって」

などと思いつつ、国道178号線を南下して、往路でチェックを入れていたお土産物屋に到着。店よりも駐車場の方が大きいという
店構えからしてバス観光客相手の店ではなかろうかと思うが、そういう細かい事はこの際気にしないで、店内に入る。

「さーって、何にしようかな」

と、適当に見て回っていると、発泡スチロールの刺身用甘エビパックを発見。シーズンではないような気もするがサイズ的には
ちょうどいいのでこれに決定、購入。ついでにリアシートにくくりつけるためのヒモも貰っておく。

「氷がたっぷり入ってますから帰られるまで十分持ちますよ」

なんておっちゃんは言っていたが、私としては氷よりも甘エビたっぷりの方がよかったな。
そして、自分用には 小アジのせんべい というものを買う。いや、なんかおいしそうだったもので。


                     ☆


朝から胃痛で食欲がなかった&面倒くさかった、という理由により、朝&お昼ご飯をパスしていた私。 しかしさすがにこの辺で何か胃に
入れておかないと、低血糖による立ちくらみor貧血などを起こしかねないので、自販機でホットのココアを買って、ゆっくり飲みながら
帰りのルートを考える。

「日が落ちてから国道477号線を走るのはちょっとご勘弁願いたいし、かといってまともに帰ると、どこもかしこも渋滞しているだろうし」

という感じで、いくつか考えたどのルートも乗り気がしない。さて、どうしたものか。

「とりあえず国道27号線までは来た道を戻って、その先は日暮れまで時間があるようなら、県道160号線から周山街道へ抜けるとして、
時間がなかったらそのまま直進して、鯖街道抜けて帰るか」

というなんとも場当たり的にルートを決定した所で、ココアを飲み干して、荷物(甘エビ)をリアシートにくくりつけて出発。

ところで、この甘エビパックの氷って何時間くらい持つんだろう?


                     ☆


とりあえずは国道178号線をひた走る。しばらくは来た道を戻るという行程になるので、道を間違える心配もなく、順調に走っていく。
そして国道175号線との交差ポイント付近に到着。

「あ、右?左?どっちやねん?」

単純に「国道175号線に進む」としか見ていなかったので、左も右も国道175号線、という事態におたついてしまう。
あーどっちなんだろ?と走りながら考えているうちに、

「そういえばアーチ型の鉄橋を渡ったような気がする、ような」

という事を思い出し、とりあえず橋のある方向である左側への道を選択。左折していく。幸いにも正解でした。
そしてそのまま無事に国道175号線を走って行くと、数キロで国道27号線へと変身するので道なりに走って舞鶴市内へと進む。



                     ☆


舞鶴市内ではやっぱり信号に引っかかってしまうので、適当にすり抜けなんぞしつつ進んでいくと、後方からタンデムシートに
おねーちゃんを乗せた爆音仕様のアメリカン(車種は知らん)が同じようにすり抜けしてついてくる。

「アメリカンで、しかもタンデムしているのにすり抜けしてんなよな〜」

と思いつつ、信号待ちの先頭に来たので停車。と、そこへ後方からタンデムアメリカンが追いついてくる。
何がどう格好いいつもりなのかはよく分からないんだが、あんまりお近づきになって欲しくないタイプのバイクである。
いや、うるさくて遅い、というバイクが嫌いなもので・ ・ ・(やかましくても速かったら全然OKなんだけど)

「あーもう。こんなんが後ろにいたら私のバイクまでやかましいと思われるやんか」

というわけで、シグナルが変わるタイミングを見計らってスタートダッシュ! 市街地だというのに「よい子は真似しちゃいけません」な
速度まで一気に加速して後ろのアメリカンを引き離そうとする。と、向こうもなんか思うところがあったらしく、
なにやら必死になって食いついてこようとする。

とはいえ、シグナルGPでタンデムアメリカンなんぞに敗北なんかするはずもなく。

さらに加速してあっさりと引き離して、前を走っている車の列に追いつきかかった時、バックミラーになにやら妙な気配が。
気配、っていうか、なんか赤くてぴかぴか回転点滅しているような・ ・ ・って

「あーっ、パトカーやんかー!」

どうやら脇道の死角に隠れていたらしい。そんなのぜーんぜん気が付かなかったな(笑)。
え? って事は、さっきのシグナルGPってパトカーの真ん前で勝負していたって事ですか?

「しまったなー。せっかく点数フルに復活したっていうのに」

そして前を見ると、もうちょっとで前を走っている車の列に追いつこうとしてる。う〜ん、これはうまくすると 。

「この位置からなら、拡声器で止められる前に前の車の列をすり抜けして逃げてしまえるんとちゃうんかな?」

などと、遵法精神の欠片もないような事を思い、ミラーで後方のパトカーの位置を確認してみると、なんか様子が変・ ・ ・ って。

「あ、タンデムアメリカン捕まってる」

どうやら私の代わり(?)に捕まってしまったらしい。やれやれ、これで一安心。 ←それでは何かとあかんやろ(笑)。

「有難う。君達の尊い犠牲は生涯忘れないよ!」

などと、心にもない事を思いつつ、パトカーの矛先がこっちにも向かないうちにさっさとその場を去っていく。


                     ☆


「いや〜こんな事もあるもんなんやね〜」

などと自分の幸運度(?)にびっくりしつつ、そのまま無事に舞鶴市内を抜けて先へと進む。
そして今度は来たときとは逆に、左手側に日本海を望みつつ走って、県道16号との交差点直前まで来たところで、アクセルの反応が
なくなってくる。どうやらガス欠の様子。

「ん〜、県道16号に入ったらしばらくは給油できる当てはないし、かといってこのまま国道27号線走っていっても面白くないし」

一応、リザーブに入った時の状態で、約6リットルくらいタンクに残ってるはずなのではあるが、それは計算上の話。実際には
ガソリンタンクの底が振り分け状になっているせいか、使える量は頑張っても約4.5リットル強、というのが精一杯。  ←実体験に基づく(笑)。

「という事は、標準的なツーリングの時の燃費がだいたい20km/Lといったところだから、あと90kmは走れるって事か。なら県道16号から
帰っても大丈夫かな」

などという、燃費の読み違いをしたら、ちょっと大変な事になりそうな計算を根拠にしつつ、県道16号線へと進路変更。
なんだかんだいっても、走っていて楽しい道を選択してしまうというのはバイク乗りの本能みたいなもんですか?


                     ☆


実はこの県道16号、地図上で見る限り、トンネルの手前に旧道と思われる曲がりくねった楽しそうな道があるので、そっち方向に進もうかと
思っていたものの、

「行ってみたらまたもや舗装済みの廃道で、えらい目に遭いました、では洒落にもならんしなぁ」

というわけで、普通にトンネルを抜けて走っていく。往路ではガードレールに突き刺さりかけたという事もあり、少々ペースは控え気味。
とはいえ、結構な速度が出ていたかもしれない(笑)。


                     ☆


そして順調に距離を伸ばし、国道162号線へと進む。ここでも前を走る車もなく、自分のペース配分で快適に走っていく。そして、往路で
休憩していた 道の駅名田庄 を通り過ぎてしばらくした頃、前を走る車数台の列に追いついてしまう。

そのまましばらくは車の列について走ってはいたものの、やっぱり走行ペースが根本的に違いすぎるので、たまたま目についた
「盛郷ロードパーク」という所で、前を走る車その他がいなくなるまでタイミング調整も兼ねて休憩することに。

ロードパークという立派そうな名前が付いてはいても、その実態は道沿いにある駐車場付きの公園といったところ。
自販機すらなく、車を止めてちょっと休憩、といった感じの利用しか出来なさそう。

私以外の利用者がいないので、舗装されていない駐車場を突っ切って公園部分の舗装地帯にバイクを止めてしまう。駐車場部分はあんまり
路面の状態が良くなく、うっかりするとサイドスタンドが地面にのめり込んでバイクが倒れてしまいそうだったので。

ここでペットボトルのお茶を飲みつつ、お土産用の甘エビを買った時、自分用に買っておいた 小アジのせんべいを食べる。
見た目通り、開いた小アジの干物を加熱して水分を飛ばしてみりんと白ゴマで味付けしたって感じで、お茶受けにぴったり。美味しかった。

などと午後のおやつタイムなんぞしつつ、地図をチェックする。ここまで来ていながら、実はまだ帰宅ルートを確定していなかった(笑)。

「まだ時間的には余裕もあるし、このまま周山街道から京都市内を抜けても面白くないしなぁ。どうしたもんかいな」

ってな感じでしばらく地図を睨みつつ黙止沈考。で、出た結論といえば、

「今のペースなら、府道38号線から府道110号線を経由して鯖街道に抜けて帰るか。時間的にも滋賀県側に抜けるまでには
何とか日は落ちなさそうだし」

というもの。なんかあんまり代わり映えしないルートではあるものの、現在位置から滋賀県に戻るルートにはさほどの選択肢はないし、
日暮れ近くの時間帯に、知らない道を走りたくはないというのが本音。  ←だって道に迷うやんか。


                     ☆


と、最終的な帰宅ルートも決定したので、適当にタイミングを見計らって出発。前方がクリアなので、自分のペースで快適に走って
距離を伸ばしていく。
といった感じでのほほんと走っていると、前方にBMWと思しき2台のバイクに追いついてしまう。

「私のペースよりか遅いんだけど、下手に追い抜いてさっきのタンデムアメリカンみたいにムキになって追っかけされても
相手するのが面倒だし」

というわけで、後ろをついて走る事に。もっとも、私のペースよりは遅いとはいえそれなりの速度で走っていたせいもあり、リラックスして
BMWの後方を流して走る。前のBMWも、こっちをことさらに意識してはいないようで(ミラーを見ていなかったかも)、ペースは一定のまま。
しばらくは集団ツーリングもどきな状態で走っていく。

「まーなんつーか、きれいなライン取りですこと」

前を走るR1100RSとR1100S(だと思う)が実にきれいに二台連なってアウトインアウトでコーナーを抜けていく。
のではあるんですが。

実際の所、その時のコーナー通過速度くらいでは、そこまできれいなライン取りで走る必要はなく、道なりに車線中央をずっと走っていても
全く問題なかった、というのが(笑)。まー乗っている本人さん達が楽しんでいたらそれでいいんですけどね。


                     ☆


などと前を走るBMWペアの走りを観察しつつ走っていると、信号にさしかかる、と、そこでたまたま、私だけ信号に引っかかってしまう。
山の中の信号だった事もあり信号を通過してくる車もなく、うまい具合に前方がクリアになる。

「おぉ、ラッキー♪」

ってな感じで、またもや自分のペースでの快適走行となる。コーナーの曲率が緩やかな区間だったので、それなりの速度が出てしまうのは
仕方がない、という事で(笑)。

そして、それなりの速度で楽しく走っていると、前方にバイク2台が連なって走っているのを発見。ってもしかして。

・ ・ ・ やっぱりさっきのBMWペアでした ・ ・ ・

さすがに気が付いたらしく、後方のR1100Sのライダーとミラー越しに視線がばっちり合ってしまう。向こうもそれなりの
ペースではあるものの、やっぱ前方を走っているライダーがコーナー入り口で速度を落としすぎているんだよな。

こっちが信号待ち一回分のアドバンテージを詰めて来たっていうのに、先頭ライダーは道を譲ってくれるとかそーいった行動に
出てくれる様子もなく、相変わらず「そのライン取りならあと20km/hは速度上げても通過できるぞ」なアウトインアウトでコーナーを
クリアしていくので、こっちの走行ラインがブロックされて、抜くに抜けない ・ ・ ・
なので、仕方なく、再度後方にへばりついて疑似集団ツーリング状態で走っていく事に。

「つーか、私のバイクよりも価格で2倍強、馬力でえーっと、1.3〜4倍は上回っているんだから、せめて私の1.5倍の速度で走れ!!」

などと、とてつもない八つ当たりをしつつ走っていくと、前方に府道38号線との交差点が見えてきたので、左折して東へと進んでいく。
幸いにも、BMWペアはそのまま直進していったので、集団ツーリングもどき状態は解消されました。
高価なバイクに乗っているか知らんけど、あらかさまに自分よりも速いバイクが追い上げて来たんなら素直に道を譲ってクダサイ。
中央線が黄色じゃなかったら二台まとめてぶち抜いていたのは確実だったんだけど。

                     ☆


「やーれやれ、やっと自分のペースで走れる」

と思ったのもつかの間、今度は車が数台前方を走っているのに追いついてしまう。さっきのBMWペアよりも走行ペースが合わないので、
さっさとまとめて一気にゴボウ抜きにして先を進んでいく。
んがしかし、やっぱりすぐにさらに前の車に追いついてしまうので再度まとめて追い越して、を数回繰り返して、それなりのペースで走りつつ、
距離を伸ばしていく。

「そーいえば去年の今頃、この辺で追い越そうとした車に思いっきりブロックされて追突しかかったっけ?」 ←2002年枝豆買い出しツーリング参照。

などと、過去の教訓を思い出しつつもそれが全く生かされていない走り方をしつつ、府道38号線を一路東へと進んでいく。

前を走る車に追いつくたびに問答無用で追い越していた甲斐があって(?)、快適な単独走行を続けていると、前方になんか妙なリアビューの
車が一台。って、アレは。

「おー、ポルシェ911カレラ2やんかー。こんな田舎道で何やってんだ?」

ドライブだろうなぁ、やっぱり。お知り合いの歯科医が同形式の車に乗っているせいもあり、ちょっと興味があったので、後ろについて
色々と観察させてもらう事に。  ←思いっきり迷惑やな(笑)。

やっぱりバイクが後ろから追い上げてくると鬱陶しいらしく、カレラ2も急にペースアップ。うんうん、そうでないと(笑)。
さすがに直線の加速はなかなかのもので、国内仕様の600ではちょっと辛いか。まー直線の距離が短かったので何とかなりましたが。

「おー、時速ゆわkmを超えたらリアウイングが自動リフトアップするっていう噂は本当やったんかー」

リアマウントエンジンだからあんまり意味はないような気がするものの、やっぱカッコいいなー。 ←いや、メカ好きなもので(笑)。

「ん〜、でもこの先の佐々里峠は結構きつい道だし、そーいうところは車じゃなくってドライバーの性能で決まるしなー。
その辺はどうなんだろ?」

と思っていたら、車にしてはそこそこのペースで走っていく。
もっとも、先が見通せないような道なので、そこそこペースにしかなりようがないというか(笑)。

などと、佐々里峠を越えてしばらく走っていくと、カレラ2は脇道にそれていってしまった。残念。


                  ☆




「まーこんなとこで車と張り合ってもしゃーないかな。そもそも、車とバイクじゃ得意分野が全く違うんやし」

などと、散々遊んだ後で何を言っとるのだ?な事を考えつつ、ぼーっと走っていると、道の脇に『国道477号線』の標識が。え?

「しまった! ポルシェと遊びすぎて 府道110号線との分岐を見落とした!」

府道110号線は府道38号線と合流しているはずなのに、今現在国道477号線にいる、という事は、分岐を
見落として通り過ぎていってしまった、という事になる。 ←つーか、カレラ2の曲がった道が府道110号だったような。

時間的には薄暮迫る頃合いで、そろそろメーター照明が目につくがまだ周囲の状況は見えなくもない、という感じ。
中途半端に暗いから、標識も見落としやすいとはいえ(言い訳)、大失敗だな、こりゃ。

「となると、この先は国道477号線を走って大津市内に戻るか、京都市内経由で大津市に戻るか、だよな」

混んでいる道を走りたくないが為に、わざわざ山の中を走って来たというのに、いまさら京都市内へ戻るのもなぁ。
とはいえ、今まで京都方面から国道477号線を走った事がないし、そもそも真っ暗なこんな道を走るのは、
ちょっと辛いものがあるような・ ・ ・どっちにしよう?

などと考えつつ走っていると、花脊峠にさしかかる直前でディーゼルのワンボックスカーに行く手を阻まれてしまう。
どういう訳か知らないが、妙に頑張って走ろうとするので(実際には全然速くない)抜くに抜けない。

「そんな無理せんでええから抜かさせろー! 排ガスでエアクリーナー汚れるやろがー」

などと心の中で叫んでみても、通じる訳はないので実力行使。

1,5車線のタイトな登りの右コーナーで、対向車が来ていないのを確認後、インの路肩一杯に寄ってコーナーをクリア、
そのままワンボックスカーの右サイドに割り込んで、加速力の差でもってさっさと抜いていってしまう。
道幅が狭かったものの(ちょっとばっかし路肩に落ちかけたが)、ほぼ目論見通りのラインで抜く事に成功。

抜いてしまえばこっちのもので、バックミラーから消し去るまではさほどの時間はかからなかった。

そしてそのまま、前方がクリアな花脊峠を快適ペースで進んでいく。と、そこに大津市内方面と京都市内方面への
別れ道が出現。一瞬どちらに行こうか迷ったものの、反射的に大津市内方面である百井峠のほうへ進んでしまう。

しかし、京都側から大津市側へと走った事がないんだけど、道に迷わずに帰れるんだろうか?


                  ☆


などという心配をしつつも走っていく。んがしかし、元々が分岐のあんまりない道なのでさくさくと距離が伸びる。
むしろ、どんどんと陽が落ちていくのにつれて暗くなっていく路面の方がよっぽど危険。特に山の中って日没が早いし。
峠道に入った時にはまだ周囲が見えるくらいには明るかったのが、あれよあれよいう間に暗くなっていく。

荒れ放題でガードレールなし道幅は狭く曲がりくねってるという、限りなく舗装林道状態な道に街灯なんぞあるはずもなく。
しかも、頭上は杉とかそーいった木々に覆われているため、月明かりすら射し込む隙もなく。

「・ ・ ・ここまで真っ暗な道(←イメージ)を走るのって久しぶりやな」

墨を流した様な闇、という言葉がぴったりなくらい。ヘッドライトの照射範囲以外は全く何も見えず、対向車もなく
一人だけで走っているというのは・ ・ ・ なんかすごく不気味で怖いんですけど。

そして、こーいう時に限ってつい、

「そーいえば、花脊峠とか百井峠とかって、何かの心霊スポットじゃなかったっけ?」

というようないらん事を思い出す。つーかこの状況下では洒落にもならんほど怖いって(泣)。
あーもう、こういう時には逆療法で、この状況ならどーいう幽霊が出てきたら楽しいか?でも考えて気を紛らわしてと。


反転ご苦労様デス。 ちょっとばっかりせくはらちっくな妄想だったので自主規制。何考えていたのかは御想像におまかせシマス(笑)。


「あ、でも脊椎プロテクター入ったジャケット着ている私には関係ないよな〜(残念)」

などと、アホな事を考えつつ走っていると、いつの間にか百井峠を抜けて(おそらくは)この三叉路にさしかかる。

「えーっと、これはどっちに行けばいいんだっけか?」

昼間に大津市方面から来たのなら即答できるものの、夜間に逆方向から来たのでは、どっちがどっちなんだか? 全然分からない。
ので三叉路で停車して、どっちに行ったものか悩んでいると、背後の街灯の下に周辺地図があるのを発見。
んがしかし、この地図がどーにも見づらい。上が北なのか、それとも道の方向に合わせて書いてあるのか?どっちなんだ?

「あー、(たぶん)左の道!」

と、おそらくはこっちであろう、という方向に向かって出発。


                  ☆


「とはいえ周囲が真っ暗では、見覚えのある道かどうかなんて全然分からんなー」

正しい道を選択しているとは思うのだが、何せ色々と過去の実績があるだけに自信がない。周りを見ても真っ暗で、午前中に通った
道かどうか見えるはずもなく、そのまま結構な距離を進んでいく。

と、そこへコンクリート製の橋脚に鉄板敷きの床面、という小さな橋が架かっている所にさしかかる。

・ ・ ・ 来た時にこんな妙な橋って通ったかな?

もしかして?、という疑問を押さえ込みつつ先へと進んでいくと、さらに同じような橋がいくつか連続して架かっている。
むーん、いくら私でもこんな妙な橋が連続しているところを通ったら覚えているよなぁ。

とは思いつつも、引き返すのが面倒で そのまま突き進んでいく。と、そこへ再度三叉路が出現してくる。
今度は道幅が広い方へと進路をとって、さらに前進。

そうしてしばらく進んでいくと、前方の路面がなにやら変な感じになっているように見えるような。

「って、ダートやんかー!」

さすがにこれ以上先へと進んでいく気力もなく、とりあえず二つ目の三叉路まで戻ることに。

そして二つ目の三叉路に戻ってみると、先ほど通り過ぎた時には気づかなかった手書きちっくな案内標識があるのを発見。
国道367号線こちら→ と表示されてはいるものの、それが信じられないくらい細い道だったので、その道へ行くのはパスして
最初の三叉路へと戻るルートへと進んでいく。
 後日、地図で確認したら、たしかに国道まで通じていました。ただ路面状況はどんなんだか分かったもんじゃありませんが。


途中でやたらでかい鹿に遭遇して、お互いびっくりしたりしたりとかしつつも、なんとか最初の三叉路にたどり着く。
3−2=1 ということで、残っている道は一つしかないので、問答無用にそっち方面へと突き進んでいく。

でもやっぱり街灯なんか全くないので、どこを走っているのか全く分からないというのが(笑)。それでもごくたまに
『国道477号線』という表示がぽつぽつとあるので、それでもって正規ルートであることを確認しつつ、先へと進む。

そうこう走っているうちにようやっと国道367号線との併走区間に到着〜。さ、さすがに疲れた・ ・ ・


                  ☆


結構車が走っていたので、交通の流れに乗って国道367号線をひたすら北上して、(なぜか有料の)途中トンネルを避けるべく、
朝に通った旧道を使って国道477号線に入り一路東へ、堅田へと向かう。

そしてそのままのほほんと走っていると、堅田に無事到着。
いちおう、道の駅 米プラザに戻っておこうかな?とは考えたものの、どーせ一人なのでそれほど厳密にツーリングの終わりを
宣言する必要もあるまい、という事で、堅田に到着した後は、渋滞している国道161号線を避けて、地元民御用達の
住宅街をつなぎ倒して走り抜ける裏道を使って自宅まで帰ったのでした。

そして、自宅に帰り着くまで、その存在をきれいさっぱり忘れられていたリアシート上の甘エビパックは、氷満載だったはずの
中身が氷水満載になっていたものの、無事に家族&猫どもの胃袋に収まったのでした。



今回のつーレポはここまで。このような長文テキストを最後まで読んで頂き、有難うございました。





補追そのいち。  「炒り納豆」とは食べてみた感じからいって、普通の小粒納豆に米粉をまぶしてかりっとするまで
          炒り上げたものではないか?と推測。
          私なら、小粒ではなく大粒でもって醤油で下味を付けてから半生風に炒り上げるけどなぁ。
          つまり、味の方はいまいちだった、という事です(笑)。


補追そのに。 ぱーと1での「ぎざぎざの海岸線」は砂流出防止のための堤防?だという事が判明。そーいえば昔、
          随分と幅がやせ細って、途中で切れるんじゃないか、とか言われていた時期があったような。



 

B A C K M A I N N E X T