二輪車安全運転滋賀県大会参戦記
結局のところ、午前中の実技講習というのは、コース全体と課題セクションの試走をさせるのが主目的のイベントだったような気が。
去年までは室内での座学だったから、競技会でぶっつけ本番で課題セクションを走らなくてはならなかった、という事を考えると
内容に中途半端な印象はあるものの実際に試走が出来る分、実技講習の方がありがたいです。でもスタッフの方は大変でしょうが。
☆
ではここで この競技会の内容を知らない人のために、競技内容の詳細な説明でも、ということで以下の写真は当日に配布されていた
競技内容説明書のうちのコース図を友人のhiraman君にスキャナー借りて複写したもの。さんくす、hiraman君。
ちなみに全てのページをスキャンしたのを見たい方はこちらまで。 ←ちょっと重いので別ページです。
少々見辛いとは思いますが、赤字のSTARTからGOALまでが法規履行走行部分のコース。それ以降の@・A・B・C・D・Eが
技能走行部分。でもってそれらをつなぐように点線で表記されているコースは各課題セクションの移動区間を表しています。

そして各課題セクションを説明しておくと、(以下競技内容説明書のほぼ丸写し)
ストレートブリッジ(一本橋走行) 注)コース図の@
狭い道路を低速で走行することがしばしば必要になります。その際、ふらつかないで左右のバランスを取り、低速で
安全に走行する技能を身につける必要があるので設けられた課題です。
<走り方>@停止線において正しい姿勢で停止し(ギヤは一速)、審判員の合図で後方の安全を確認し、発進する。(着座姿勢)
A前輪が一本橋に乗ったら安定を良くするため半クラッチ等を使いなめらかに走行する。
B速度が出過ぎた時は、後輪ブレーキで調整する。
Cバランスは全身でコントロールする。
D視線は一点に置かず、一本橋上を前方、手前と移動させる。
Eセクション通過後、停止位置で停止し、採点カードに審判員のチェックを受け指示に従う。
ブレーキング(制動) 注)コース図のA
ブレーキングの目的は、走行中の車を安全に止めることであり、急ブレーキを使用しないゆとりある制動が必要です。
しかし、急ブレーキが必要になった場合に対処できる効果的なブレーキング・テクニックも重要であり、この技術を身につける
必要があるため設けられた課題です。
<走り方>@停止線において正しい姿勢で停止し(ギヤは一速)、審判員の合図で後方の安全を確認し、発進する。
A助走路の前半で素早く変速加速し(ギアは三速以上)後半で指示速度に合わせ車を安定させる。
B制動時は、乗車姿勢がくずれないように注意しながら、前後輪ブレーキを同時に使う。
C車輪をロックさせないで、停止線内に止める。
D車を完全に停止させ、左足で接地する。
E停止位置で採点カードに審判員のチェックを受け、指示に従う。
(注)●原付 30km/h・・・7m ●自二 40km/h・・・10m ●自二 50km/・・・14m
コーススラローム 注)コース図のB
指定されたコースを連続的に走行することにより、的確なハンドル操作、カーブ半径や速度に応じた適切なバンク角の確保、
尚一層の判断力と技能のレベルアップをはかることを目的に設定されたコースです。
<走り方>@停止線において、ギアは一速に入れ審判員の「スタート」の合図で後方の安全を確認し発進する。
Aコースの形状、指定コース等を的確に判断し、アクセル、ブレーキ、クラッチ等の連携調和を上手に使って走行する。
B進路は変化に富んでいるので、視線はできる限り前方に向け、常に先を読みながらハンドルを操作する。
Cセクション通過後、停止位置で停止し、採点カードに審判員のチェックを受け指示に従う。
(注)基準タイムの設定、各クラス毎に基準タイムを設定する(女性・若年・一般A・一般B)
応用千鳥走行 注)コース図のC
悪路などでは傾斜しながら障害物を避けて通過することがあります。この場合、左右の安全な間隔をとることが大切です。その時の
車幅感覚を身につける必要があるので設けられた課題です。
<走り方>@停止位置において正しい姿勢で停止し、審判員の合図で後方の安全を確認し発進する。
A課題の入り口から出口までの間に設けられたパイロンやマーカーなどに接触しないように、立姿勢または着座で走行する。
Bバンク角を大きくとり、マシンコントロールを容易にするため、立姿勢で通過することがのぞましい。

コンビネーションスラローム 注)コース図のD
悪路などで連続して進路を変更する必要があるときに、急激なバランスの変化に対応できるすみやかな判断力と技能が必要であり、
この技能を身につけるために設けられた課題です。
<走り方>@停止線において正しい姿勢で停止し(ギヤは一速)、審判員の合図で後方の安全を確認し、審判員の合図で
後方の安全を確認し、審判員に指示された進入路より進む。発進位置は中心線より左右0.15m以内とする。
A発進後すみやかにギヤを二速に入れ、一定の速度でスムーズに通過する。
Bパイロンを通過する時は、接触しない最小限の傾斜でゆるやかな弧をえがき、等速で通過することが望ましい。
C目標の取り方 最初の障害物(パイロン)の確認をする。前方の障害物(2〜3本先)の確認。この動作を繰り返す。
D停止位置で停止し、採点カードに審判員のチェックを受け指示に従う。
(注)●基準タイムは試走により決定する。
●タイムの測定は審判員が発進の合図をした時から停止を指示した地点に前輪が入り停止するまでとする。ただし、計測器を使用する場合には計測器により行う。

ブロックスネーク 注)コース図のE
障害物のある屈曲した道路を低速で、上下と左右のバランスを取りながら、身体で衝撃を吸収し、安全に走行が出来る技能を
身につける必要があるので設けられた課題です。
<走り方>@停止線において正しい姿勢で停止し(ギヤは一速)審判員の合図で後方の安全を確認し発進する。
Aなめらかに発進し、狭路に進入する前に車の速度を安定させる。
B狭路に進入した後は、左右のバランスを取りながら速度を調節する。
C目標の取り方は
(1)最初の屈曲部の確認
(2)続いて次の屈曲部の確認
(3)内輪差を考慮した前輪の誘導
(4)前方出口の確認
D障害物を通過する時の姿勢は自由とする。
Eセクション通過後、停止位置で停止し、採点カードに審判員のチェックを受け指示に従う。

ざっとこんな感じです。主催がお堅い団体のせいか 説明文もお堅いのでちょっと分かりにくいんですが、コレしかないもので。
法規履行走行の部分に関しては、皆さん教習所の卒業検定で走られているはずですので割愛。ただ、採点している試験官が
免許センターの本職の人らしいので採点基準はかなり厳しいような気がします。 ←っていうか一発試験並の採点基準だろ、という意見も。
☆
お昼ご飯を食べ終えた後、腹ごなしも兼ねてコースの下見をする事に。特に法規履行走行の部分は重点的に。
一応、走路が分かるように案内表示用の看板はあるものの、各種安全確認その他諸々をしなくてはならないのに
どっちに行くのか?なんて迷っていてはこのセクションでの勝ち目はないし。
で、てくてくと歩いてコース&チェックポイントの確認。今年の法規履行走行コースは去年よりも単純化されているので
私のような記憶力がいい加減な人間にはありがたい。
ここではこーしてそれからあーして、などとイメージトレーニングをしつつ一通り歩き終えてから、バイクを止めてある地点に戻ってみると
「12時になりましたので今から競技の方の受付を初めまーす」 とのアナウンスが。実技講習と競技は別の受付なのか。
で、再度受付を済ませてからくじを引く。この出目によって出走順が決まったりなんかするのでちょっと緊張。
過去には一番最初にくじを引いたら一番手を引き当ててしまったという実績もあるだけに・・・
幸いにも今年は5番手でした。 ちなみにかねやんさんは見事に1番手をゲット(笑)。ま、一般Aクラスで最初に走るってだけですが。
この時点でも昼から参加予定のはずのもう1人の参戦予定者が来ていなかったので、どうしたのかいな?と思っていたら
見覚えのあるFZR250Rが到着。やっと来たか。
彼もこの大会は初参加なので細々としたことを案内した後、コースの下見に送り出し、ついでに私も課題セクションの
下見に行く。下はその時のかねやんさんの写真。たぶんコーススラロームの部分で撮った写真。

一通り回ってみてから再度戻って、しばらくすると競技会が始まる。最初は女性や若年クラスからなので私の出番ははるか先。
という訳で競技中の人をぼーっと見物していると、即席チームメイトのHさんが 「今のうちに」 ということで法規履行走行部分の
走り方の説明をしてくれることに。
「やっぱ全国大会行く人は見るところが違うな〜。今まで気にもしていなかったような事がチェックポイントだったとは」 などと感心しつつ
即席レクチャーを受ける。 なんか学生時代の試験前の一夜漬けにも似ているような・・・ ←気のせいということにしておこう。
などとしていると一般Aクラスの順になったようでかねやんさんがコースイン。
「おー走ってるー走ってるー」 と見ていると課題セクションのブレーキングの所に来たので一枚撮ってみたのが下の写真。
たぶん助走路を40km/hで走っているところ。

などと他の人の走っているのを冷やかしていると、いつのまにやら自分の番が近付いていた(笑)。
あ〜緊張する。とはいえこの緊張感を味わいたくて毎年参加している、というのもあったりして。
下は緊張しまくっている出走直前の私の写真。ちなみに写真はかねやんさん提供。 ←いつの間にか撮られていた・・・
↑ FHOTO BY かねやん ↑
最初の課題は法規履行走行。これは要するに教習所の卒業検定とほぼ同様の内容。いかに道交法を尊守しつつ箱庭コースを
走り抜くかが勝負のポイント。課題セクションとは違い、減点に上限がないので ミスを連発するといくらでもマイナスポイントが
蓄積されていくのが辛いところ。
「では55番の人、出発点にどうぞ〜」との声がかかったので、ホーネットに乗って出発点へと行く。
そして出発地点を表すポールの横にバイクを止めて一度降車。試験官の合図を待つ。
「では55番、準備できたらどうぞ」とスピーカーから言われたので了承の合図代わりに右手を上げて、いざスタート。
まずは車体の左に立ち後方確認、それからあらかじめ左一杯に切っておいたハンドルを持ってフロントブレーキレバーを
四本指で握りつつ中立位置にして車体を起こしてからサイドスタンドを戻し再度後方確認、その後右足をシートを蹴飛ばさない程度に
上げて素早くまたぎそのまま右足を地面に降ろさずに右ステップの上に載せてリアブレーキペダルを踏み込みつつ乗車、
その後左右両方のミラーを調整・確認、そしてメインスイッチを入れてエンジン始動。
たかが乗ってエンジン始動するまででこれだけの手順が必要。慣れてしまえばどうという事はないんですが。
この法規履行走行部分に関してだけは教習所を卒業したての人の方が高得点を出しやすいというのも分かる気がする。
免許証もらったらまずやらないもんなぁ。
この後もおおむねこんな感じで、安全確認等の動作をオーバーアクション気味にして試験官にアピールしつつ走っていく。
しかし、いまいち上手く走れている自信がない・・・メリハリをつけて走らせなくてはいけないというのは分かっているものの
それがなかなか難しい。
「あ〜っ、どないして走ったらええねん?」と毎年同じ事を思いつつ、コースを一周。到着点にたどり着く。
そして降車手順を踏んでバイクから降りて、試験官に合図すると 法規履行走行セクションは終了。ふぅぅ、緊張したぁ。
なぜかこの部分は採点が非公開なので、自分が何ポイントマイナスされたのかが分からないのが難点。是非とも公開して欲しいなぁ。
☆
と、法規履行走行が終わって一息ついたところで、最初の課題セクションであるストレートブリッジ(一本橋走行)へと移動。
審判員の人から「深呼吸して落ち着いて。準備できたら行ってね」との言葉。どうもまだ緊張した顔をしていたらしい(笑)。
で、アドバイス通り深呼吸して気分をリフレッシュして、後方確認してからスタート。
このセクションは前輪が橋上に乗ってから降りるまで15秒以上あればOK。大型二輪の卒業検定では10秒だった(と思う)ので
それより5割増量で走ればいいだけ。減点は一秒不足につきマイナス5点、脱輪はマイナス40点、だったかな。
教習所では「後輪を橋の上に乗せるまで一気に走って、乗せ切ってから低速走行ね」と教わったものの、それをやると2秒ほど
もったいない事になるので、前輪が乗った段階で低速走行を始める。ただし後輪が橋上に乗ろうとする時は注意しないと
エンストする可能性もあったりしますが。
あとは頭の中で「あっそーれ、い〜ち〜、にぃ〜、さぁん〜」などと試験場の外の電信柱などを眺めつつ、ゆっくりと十七まで数えたところで
前輪が末端に到達。おお、なかなかいい感じのペース配分で走れたな。
と思っていたら「粘ったねー、タイムは20秒5」と審判員。 う〜ん、最初のかけ声はいらんかったか。
そして首からぶら下げていた採点カードにチェックを受けてから次のセクションへ移動。
☆
次のセクションはブレーキング(制動)。参加クラスによって指定速度に違いはあるものの、要するにある速度から走ってきて
そこから指示距離内で安全に停車できるがどうか、というだけのもの。と書くと楽そうに見えますが、実は意外な落とし穴が
二つほどあります。
まずブレーキング時のロックは不可。「んなのさせねーよ」と思うでしょうが、停止する直前にクラッチを切った時、エンジンブレーキが
なくなる分 リアにかかるトラクションが変化するので、リアブレーキを少し緩めないとロックする、んだそうです。知ってました?
もっとも、かなりシビアなブレーキングをした時でないと、こういった挙動は出てこないようではあるようですが。
ちなみに私、数年前にコレをやってしまい、このセクションを落とした事があります。自分では分からなくても他の人が見ると一目瞭然だそうで。
そして二つ目が車載メーターにありがちなメーター誤差による速度未到達。メーター読みでは40とか50km/hぴったり出しているつもりでも
厳密に測定すると2〜3km/hほど足りない、というのはよくある話。アナログメーターなら目線の位置でも変わるし。
と、上記の点を踏まえつつ、停止位置で一旦停止しスタートの合図を待つ。「今年はねずみ取りの速度測定器使ってないんか〜」と
どーでもいいことを考えつつ待っていると、「では、どうぞ」と合図があったので後方確認してスタート。
とりあえず一速で40km/hまで引っ張って二速で50km/hをキープするように走る。 つもりだったのだが、どうも走りすぎてしまい、
60km/h近くにまで速度が出てしまう。
「速度超過の減点ってあったけ?」と考えつつ、エンジンブレーキでてきとーに減速して50km/hちょっとの速度にして、指定位置から制動開始。
制動自体は全然OK、問題なしだったものの、どーいう訳か速度未到達で減点を頂いてしまう。なんでそーなるのだ?
どーも てきとーに減速しすぎ+メーター誤差=速度未到達、という事だったらしい。気を付けていたつもりだったんだけど。
こんなことならいっその事60km/hでチャレンジすればよかったか。 ←さすがに止まりきれないって。
「しまったな〜。ここは減点されるようなトコではないというのに」などと思いつつも、次のセクションであるコーススラロームへと向かう。
☆
滋賀県運転免許センターはアスファルト路面自体はそう悪くはないものの、路肩に近い部分には常時砂や枯れた芝生等があって
なかなか油断の出来ないところなので、私は好きじゃないんですが、それはさておき。
このコーススラローム、基準タイムから一秒超過につきマイナス5点、そして最大減点はマイナス40点まで、という採点方法。
なのでそれなりに真剣に走らないといけないんですが、上記の通りいまいち路面が信用できないというのがあって、
それがこのセクションを 面白く 難しくしている原因のうちの一つなんですが。
最近こーいうのを走っていない私。「まーここは減点覚悟で、転倒しない程度に」などと最初から やる気なしのお気楽モードで走る気満々(笑)。
だったものの、走り始めたらそれなりに真剣に走ってしまうっていうのは何故?
その割にタイムはいまいちで基準タイム+2.7秒ということでマイナス15点。ま、こんなもんか。もともと得意なセクションではないし。
☆
次なるセクションは応用千鳥走行。ここは車種やライダーによって得手不得手がはっきりと分かれてしまうんですが、
要するにハンドルフルロックでの180度ターンを4つほど連続でパイロンや白線に引っかからずにこなせばOK、という課題。
と言葉で書くとさらっと流してしまえますが 現実には、車種によっては結構きついセクションだったりします。
コツとしてはコース幅を最大限に使って走るという事と、走行ラインを確実にイメージしておくという事。
最初のターンの走行ラインを読み違えると、ボタンを掛け違えた様に後のターンに影響してきますので、その辺も注意が必要。
ターン自体も車体をバンクさせてUターンの時みたいにして曲がる方法と、車体を直立させたままハンドルをフルロックまで切って
ゆっくりとターンする方法があります。この辺は好みの差でしょう。
私の場合、このセクションは、(調子がいい時なら)着座&左手運転でクリアできるくらいに練習しているのでさらっとノーミスでクリア。
正直なところ、タイムが関係しない分 一本橋よりもこっちの方が楽だな。
☆
そして次のセクションはコンビネーションスラローム。コンビネーションというだけあって普通のスラロームの後にオフセットスラロームを
くっつけてあるというちょっと変わったスラローム。
これは簡単そうに見えて実は結構しんどいセクションで(私が不得意なだけかも知れない)、普通のスラロームの最初のパイロンの入り方を
間違えると最後のパイロンが非常に回りにくくなってしまったりとか、ペースを上げて走ろうとすると普通のスラロームからオフセットスラロームに
入った時オーバーペースになってしまい路肩に突っ込みそうになるとか、なかなか手を焼くセクションなんですが。
このセクションもコーススラロームと同様、基準タイムから一秒超過につきマイナス5点、最大減点はマイナス40点まで、という採点方法。
なので少しでもタイムは稼ぎたいものの、そうすると今度は路肩に〜とか、砂+枯れ芝生を踏みつけてスリップとか、そういった
可能性のあるようなリスキーな走りを強いられます。
「ま〜てきとーにこなしていくか。転倒したら元も子もないし」などとコーススラロームの時と同じようなことを考えていても、
走り始めたらやっぱりコーススラロームの時と同様、結構真剣に走っているっていうのは何故? ←パブロフの犬状態ですか?
しかし、「ここまで来て転倒したくないな〜」 という意識が微妙に働いたのか?、タイムはいまいち。
減点マイナス15点、ってこんなところまでコーススラロームの時と同様にならなくてもいいのに(笑)。
下はこのセクションを走っている私&即席チーム「GRA2」のメンバーのAさんの写真。こんな感じです。
↑ FHOTO BY かねやん ↑
↑ FHOTO BY かねやん ↑
そして最後の課題セクションは、最大の難関であるブロックスネーク。写真を見てもらっても分かる通り、まともなセクションとは
言い難いですが、こーゆーのが設定されているんだから仕方ないですな(笑)。
通過時間や乗車姿勢は関係なく、ただ脱輪することなく通過できればOK、という採点基準がこのセクションの難易度を物語っています。
つまり無事に渡り切れたら減点0ポイント、不幸にも脱輪してしまったら減点40ポイント、のどちらかしかありません。
ここを無事にクリアできるかどうかが、課題セクションで高得点を出すポイントだという噂も(笑)。
方法としては内輪差を考慮しつつ、ブロック幅を一杯に使い立姿勢でフロントタイヤの軌跡をしっかりと把握して進んでいく、というのが
セオリーのようですが。
私がそれをやると、100%くらいの確率で脱輪しています(笑)。
どうも考えすぎるとダメなようで。逆に何も考えずに本能の赴くまま、「ま、このへんかな?」などと着座姿勢のまま、いーかげんに
ステアしたときの方が渡り切れる確率は高いようです。 ←普段何も考えずに乗っているというのがバレバレ。
そしてこのセクション、文字通り30cmX30cm のコンクリートブロックで出来ているので、上に乗って走っていると「カタカタカタカタ」などと
実に緊張を強いられる音を立てます。何がイヤってこの音を聞きながら屈曲の部分を通過しようとすると、
「あんまり端に寄りすぎたらブロックごとひっくり返るんじゃなかろーか?」とか、「アクセル開けすぎたらブロックはじき飛ばしたりしやしないか?」
とか、色々と余計な事を連想してしまって・・・ そーいういらん事考えるから落っこちるんだな。
なので今年は、「いらん事は考えずに。前輪が通れたら後輪は勝手についてくる!」などと無茶なことを考えつつスタートの合図を待つ。
そしていざスタート。
実は某ライディングスクールで、あるインストラクターがこのセクションを再現していたのを、さんざん練習させてもらっていたので
ステアするタイミングは ほぼイメージできていた私。後はただフロントタイヤがブロック上を通過する事だけを考えて進んでいく。
途中でブロックを2個積み重ねて、段差を作っている部分が二カ所あるんですが、私のバイクは極低速トルクは結構あるので全く気にせず
そのまますっと乗り越えてしまって、「お?お?お?これはもしかして?」とか思っていたら、あっさりとクリアしてしまった(笑)。
やっぱり何も考えずに走った方が上手くいくようで。 三@さん、いつもいつも再現してもらってありがとうございます。
でもって下の写真は前出のAさんの通過中の写真。かねやんさん提供写真です。セオリー通り走るとこういう感じになります。
↑ FHOTO BY かねやん ↑
そして採点カードにチェックを入れてもらうと全てのセクションは終了!車両置き場にバイクを戻して、先に競技を終わっていた人たちと
「どうでした〜?」などと四方山話をしつつ、全員が競技を終わるのを待つ。
話を聞く限りでは皆さん課題セクションでの減点は少なかったようで。「あ〜っ、こりゃ今年は個人部門はあかんなー」などと早々に諦め、
団体部門でなんか賞をもらうことに望みをつなぐ。だって私の点数が少なくても他の2人が点を稼いでくれていれば入賞できるし(笑)。
などとしている内に全員競技を終了したので、採点&審査タイムになる。とはいえそれは審判員の人たちの仕事なので、その間は白バイ隊員の
デモンストレーション走行や遅乗り体験試乗などで結果発表まで時間をつぶす、というのが例年のスケジュール。
どういう訳か、ここでのデモンストレーション走行はかなり気合いの入った走りっぷりを見せてもらうことが多いんですが、今年も例に漏れず
なかなかの走り。 コーナーで白バイがパワースライドするなんて初めて見たよ・・・
ちなみに数年前には転倒の見本 ということで、これまた滅多に見れない白バイの転倒シーンも見せてもらったこともあります(笑)。
下はデモ走行時の写真数枚。連続風ですが、別の周回です。 SANYOのデジカメだったんだし、動画クリップで撮っておけばよかったな・・・



そして下の写真が遅乗り試乗の時の写真。訓練用とはいえ一応白バイ。殿様ポジションながらも実に素直な操作性でした。
白バイ隊員の人はこの板の上に約30秒ほど乗っていられるんだそうです。 私? 2秒で落っこちました(泣)。
↑ FHOTO BY かねやん ↑
といった感じで試乗が終わったくらいで、いよいよ表彰式の始まり。まずはお堅い団体だけあって、偉い人の話から。
そしてやっぱり誰なのか忘れたので写真サイズは小さい目で。

とりあえずお話なんかを聞いた後、いよいよ表彰の始まり。最初は団体部門からなので緊張しつつ聞いていると、
「団体部門、準優勝、チーム X X X」げっ、落としてしまったか?
「しまったな〜、ここでしか賞もらえそうになかったのに」「私も課題ぜんぜんダメやったしコレしか狙えなかったんですけどね〜」
などと前にいたチームメイトのHさんと話していると、
「団体部門、優勝、チーム・・・じーあーるーえー・・・つー」 え? じーあーるーえーつーってGRA2? ってうちらやんか!
あまりにも予想外だったため、じーあーるーえーつーがGRA2に脳内変換されませんでした(笑)。
「やった!お土産ゲット〜」などと喜びつつ、クリスタル製の盾をもらう。チーム全体用として大きいサイズなのが一つ、そして
チーム構成員用に小さいのが3個。 でも、大きいサイズが三個だけ、のほうが良かったな。
☆
とりあえずお土産も出来て、気分が楽になった私、「もー後はどーでもいーや」っていうような感じで個人部門の表彰を
聞き流していたんですが、「優良ライダー賞、X X X X X X、しろすずめばち、X X X X X、・・・」 って私?
一瞬、同姓同名の別人かと思ったもののそんなはずはなく、やっぱり私でした(笑)。
やった〜、今年はダブルタイトル獲得!!
そしてトロフィーと副賞を頂く。今年の副賞は女性白バイ隊員の光る携帯ストラップでした。 持って帰るのが楽でいいや。
トロフィーじゃなくてメダルならもっと楽なんだけど(笑)
そののち最優秀ライダーの表彰が終わった後、審判員の人からの講評。 ←とはいえ、何を言っていたのかは忘れました(笑)。
そして閉会式となり、今年の競技会は終了。は〜終わった〜。
下はタイヤ交換後、慣らしついでに見物に来ていたRYOさんと記念撮影。何故にRYOさんがトロフィーと盾を持っているのかは不明(笑)。

んでもって下が頂いてきた盾&トロフィー&副賞。参加賞(トートバッグ)はすでに家族が実用に使っているので、写真は撮れませんでした(笑)。

さて、ざっとこんな感じだったんですが、どうでしょう? 競技会、という名前の割には アバウト アットホームな感じで、さほど気負わずに
参加できる、珍しい大会だと思うんですが。
ついでに言いますと、トップクラスの一握りの人を除くと、参加している方はたいてい普通のライダーです。
なので、「自分のテクニックでは・・・」などと気後れする必要もないのではないかと。
日本全国どこの都道府県でも開催しているので、話の種にでも一度体験して見てはいかがですか? ←あなたの知らない世界が垣間見れるかも(笑)。
<追記>
持って帰ったトロフィーを見た家族の感想。
家族 「栓抜きくらいには使えそうやな」
私 「・ ・ ・ あのね ・ ・ ・」
興味がない人にとってはこんなもんですな(笑)。