ソースカツ丼は何ソースなのか?
時間も押していたのでさっさとエンゼルラインを出発。本日第二の目的地である、「元祖ソースカツ丼」で有名な
ヨーロッパ軒へと進む。
もっとも、目指しているのはヨーロッパ軒の総本店ではなくて敦賀分店なのだが(笑)。
計画段階では「どーせ行くなら総本店」とか思ってはいたものの、さすがに福井市は遠すぎたので敦賀の分店に
行く事にした次第。
総本店はいずれ攻略する予定。いずれ、ね。
☆
山頂駐車場から下界に降りる途中に、登りの時に目を付けていたポイントで写真を撮ろうと試みるが、フレーム内にきれいに
納めにくく、四苦八苦していると、その横を後続の皆が次々と過ぎ去っていく。
「あんまり粘って下で待たせても悪いしなぁ」というわけでやむを得ず、てきとーにフレーミングして撮ったのが下の写真。
山頂よりも良さげな風景に見る気が(笑)。

そしてデジカメをタンクバッグに放り込んで、追撃開始(笑)。といってもみんな逃げて走っているわけでもないので、それほど
大した手間もかからずに追いつく。
ついでに、というわけでもないのだが、この時みんながどーいう走り方をしているのかを後方からチェックしておく。
後ろから見ると走り方の癖とかライン取りとか一目瞭然だし、今回のツーリングではこの時くらいしか後ろから走っているのを
見る機会はなさそうだったので。
タイトコーナーでインにつくタイミングが早すぎて曲がりきれず、コーナー出口でアウト側の側溝とお友達に
なりそうだったヒトがいたのを除けば、これといった問題点はなく、一安心。
などと人の走り方の弱点をチェックしつつ抜き去って、再度先頭に立って走っていると下界に到着。
一度集団をまとめてから、国道162号線を北東へと進んでいく。
☆
この国道162号線というのが、タイトワインディング系のなかなかに面白い道で、けっこう行け行け〜な感じで走ってしまう。
基本的に海沿いの一本道なので、後方を気にすることなく快調に飛ばしていると、ミラーの中に一台のバイクを発見。って
アレはまくどまんのサンダーエースか。
そんなに幅の広くない1.5車線道路な上に、所々先が見通せないコーナーもあったりしたので安全マージンは高い目に取った
走り方をしてはいるものの、そんなに遅く走ってるつもりはないのだが、何故についてこれる?
「これが1.6倍の排気量差ってかっ?」
そーいうのを腕前で何とかカバー出来たらなー、などと思いつつも微妙にペースアップしてさくさくと走っていくと、
いつの間にかわたし&まくどまんの暴走状態になっているのに気が付く。んがしかし、
「ここまで一本道だったから道に迷うヒトはいるまいし、まーいーかぁ」
ってな感じで、どこか道が分岐していたらそこで後続を待つ事にして、後の人たちは放ったらかしにして先へと進んでいく(笑)。
そうして二台だけで走っていくと、国道が折れ曲がっていて少々分かりにくそうなところにさしかかったので
一時停止して後続を待つ事に。
それほど引き離してしまったつもりはなかったのだが、実際には結構引き離していたらしく、しばらくのんびりと待つ。
ちょっとばっかり楽しみ過ぎたかな?
などとしているうちにみんな揃ったので、再出発。
☆
この先の区間はどーも拡張工事でもされたらしく、先ほどまでとはうって変わって快適に走れるふつーの道、といった風情。
なにやら物足りないような気もするが、まーそれはわたしだけであろう(笑)。
こーいうような普通の道でスピード出しても面白くはないので適当に流して走り、先へと進む。
途中、アメリカンバイクの後を追尾するような形になりつつ(追い越すのが面倒だった)まったりと走っていると、
『常神→』という標識のついたT字路にさしかかる。えーと、これはどっちに行けばいいんだ?
常神というのがどこなのか把握していなかったため、とりあえず直感で右折しておいて(←!) 一度路肩に停車して
みんなを待たせつつも、地図とルートをじっくりと再確認する。一人ならてきとーに走ってしまうんだが、
集団を率いている身としてはそーいう訳にもいかないし。
珍しく、直感で選択した道が正解だったので、そのまま走り続ける。もっとも間違えて反対方向へ進んでいたところで、
レインボーライン経由で予定進路に進む事も出来たようなのだが(笑)。
☆
まー予定のルート通りに進んでいった方がわたしの精神衛生上にもいいので、そのまま国道162号線から国道2号線へと
進んでいく。さすがに二桁国道だけあって交通量が多いので、そのまま流れに沿って走っていく。
地図によるとこのまま走っていけば自然と敦賀市内に入っていくらしい。
なので敦賀市内に入るまでのほほんと走っていたら、いつの間にやら道が高架のバイパス道に変身してしまう。あり?
どこかで道を間違えたか?
と疑心暗鬼に捕らわれつつも、わたしの頭内GPSではまだ国道27号線上にいるはずなのでそのまま走っていくと
そこに「←敦賀市内 こちら」という標識が。
予定していたルートとは違うようではあるのだが、そこはそれ。つい反射的に標識に従って高架道路を降りてしまう。
ってーか、なんでこうも人が現在位置に不安を持っている時に限って目的地への標識が出てくるんだ?
幸いにも、高架道路を降りるとすぐに信号に引っかかったので、その場で地図と現在位位置の把握に努めてみると、
どーやらだいたい予想していた位置にはいるらしい。
「この先は、この高架道路を最終まで行って左折。って事は今高架道路降りたのは意味無しだったって事?」
・・・いい加減、この本能に従って道を選ぶ癖を何とかしないと・・・
☆
そして側道を上って再度高架道路へと進んでいく。後ろのみんなの視線が背中に突き刺さっている気がする・・・
とはいえ、そこから先は道を間違える事もなく、とりあえずのランドマークに設定していた敦賀駅前交差点に無事到着。
「でもよく分からんのはここから先なんだよな〜」
目的地付近で現在位置を見失い、最後のアプローチに手間がかかるというのはよくある話。
今回のツーリングではそーいうぐるぐる迷走は避けたかったので、事前にネット探してきた付近詳細地図を
プリントアウトしたものとに周囲をひたすら見比べつつつ走っていくと、前方右手に看板発見!
その看板近くにはちゃんと飲食店らしき店が。
「おぉ、あれがヨーロッパ軒か!ってなんか店の名前が違うような? あれ?」
とりあえず、その飲食店前の道路がパーキング風になっていたので、そこにバイクを止めて改めて周囲を見渡すと、
そのお店の隣の月極駐車場っぽいところがヨーロッパ軒の駐車場で、お店そのものはその奥地にあるというのが判明。
最後の最後にピンポイントで店を間違えてしまった・・・ orz
まーでも、一応たどり着いた事だし気にしない(笑)。
そしてみんなバイクを押したり引いたりして方向転換。すぐ隣の駐車場へと入って無事目的地到〜着。
微妙にふらふらと迷走しつつも、何とか無事に道案内を果たせて一安心。
☆
ランチタイム過ぎという時間帯のためか、がら空きだった駐車場に各人てきとーに2〜3台づつに分かれて
それぞれのバイクを止め、店内に入っていく。ちなみに下の写真がお店の入り口。

入り口の前の「エアロック」がいかにも雪国仕様だなぁ〜などと思いつつも店内に入ると、そこは
ホテルのロビー風に設えられていて、お店はどこ?な状態になっているのを発見。
ま、案内表示があるので迷う事はなかったが。
そして二階にあるお店に入って、みんなひとかたまりになってテーブル席に。内装の風合いはなんつーか、昔の食堂風味?
なんだか、微妙に昭和の雰囲気があってなかなか良さ気な感じ。
みんなでメニューを回し見しつつ、それぞれ好みのものを頼む。わたしは特製ソースカツ丼。
なんでも肉が赤身肉限定仕様、らしい。コレにしたのは単に脂身が好きではないだけで、特にヘルシー指向が
あるわけではない(笑)。
んでもって、下の写真がその特製ソースカツ丼。衣が付いていたんでは赤身肉かどうか分かりませんな(笑)。

そして下の写真はわたしの横に座っていたヒトの頼んだもの。メニュー名は失念。たしかソースカツ丼セットだったような・・・

頼んだものが来たので、とりあえず食べてみる。前評判は上々な所なのではあるが、ご飯にウスターソースという組み合わせ、
実は初挑戦。で、お味の方はというと。
「意外といけるやんか♪」
ウスターソースの酸味&ほのかな甘みがご飯と妙にマッチングしていて、美味しい。
また、カツも負けず劣らず、なかなか美味しい。お店の内装と同様のなにやら懐かしいといったような感じのする味、かな。
独特の味がある、と言ってもいいかも。何度も通ってくるリピーターが多い、というのも納得。
そしてぱっと一見しただけでは、「なんだか量が少なそうな感じだなぁ〜」などという風に見えるこのどんぶり鉢、実は
意外と底が深く、食べても食べても底が見えてこない。ぐえ。
美味しかったから残さず食べたが、そーでなかったら完食できなかったかも。
☆
などと、ちょっと遅いランチを楽しみつつ、なんだかんだと雑談していると、さっきのエンゼルラインでの下りで、
コースアウトしそうになっていたヒトに、「アウトからの突っ込みを深くして、曲がり始める位置を奥に持ってきた方が」などと
お節介的な助言をしていると、よそから「そりゃ、しろすずめばちさんはどこからでも曲がれるからそー言うんですよ」などと
いらんツッコミが入る(笑)。
いや、たしかにあの速度でならインベタの片手運転リーンアウトでも行けると思うが、そーいう問題ではない。
同じ曲率で曲がっていてもコーナー出口で側溝とお友達になるか、それとも好きなラインで次のコーナーへ
アプローチできるか、それはコーナー入り口の入り方次第でどーにでもなる、という事を言いたかったのだが、
残念な事に、それをその場で図解なしで説明できるほどの表現力はないので上手く反論できなかった。・・・日本語って難しい。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
なので論より証拠、百聞は一見にしかず、というわけで、この場で図解で大説明!、わたし流タイトコーナー攻略法。
ただし、一般公道バージョン (基本的には一緒ですが、スクール/練習会の時とはラインが微妙に違います)。
つまりは、こーいう事を言いたかったのだ。

一応解説すると、図の下の方からコーナーに進入して、右ターンしていくところを(多少端的だが)模式図にしたところ。
赤のラインが今回側溝とお友達になりそうになったヒトのライン取りで、カワサキ色がわたしのもの。
一応、どちらのラインも肝心な所(黄緑色のラインがイン側に向かっている地点からコーナー出口まで)では同じ曲率で
アウト−イン−アウト(?)になってはいるのだが、コーナー出口でのラインの自由度はわたしの方が遙かに高い、というのが
見て取れますかね?
これは赤ラインのヒトの場合、心理的に「コーナーのイン側に早くつかなくてはっ!」という意識が働いた結果、コーナーの
遙か手前側からイン側(赤いA地点)に寄ってしまい、その結果としてコーナー出口でラインが大きくなって曲がりきれず
コースアウトしそうになってしまう、という事だったりします。
アウト−イン−アウトを意識し過ぎていて、イン側につくタイミングが早すぎるんですよ。
さらに言うなら、赤のA地点に到達した時に対向車が来た場合、先の見えないブラインド状態からいきなり目の前に対向車が
現れる事になるので非常に危険です。対向車がセンターラインを守ってくれるという保証もないですし・・・
これを何とかしようとすると、いままでよりもインにつくタイミングを遅らせて、アウト側ぎりぎりから黄緑色のA地点を
目指して曲がる、という一見無理っぽいライン取りになります。
ぱっと見では無理っぽいラインでも、図解してみれば分かる通り、実は曲率は同じ(もしくはそれ以上に緩やかなライン)と
なりますので、楽して走る事が可能となります(笑)。
わたしの後ろが走りやすい、という意見が多いのはこの辺に秘密があるわけですが。
今回例に挙げたヒトのみならず、タイトコーナー苦手という人は、程度の差はありますが大抵これと同じ様なライン取りです。
一呼吸、曲がり始めるタイミングを遅らせてアウト側から一気にインに曲がり込む、くらいのつもりで走ってみるといいかも。
さて、これでご理解頂けました? よね? ね?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
閑話休題。
などと、技術的な事に関しての説明の難しさを噛み締めつつも、まったりと四方山話をしていると結構時間が経ってきたので
「そろそろ帰りましょうか」という事になる。
それぞれで会計を済まして店の外に出ると、いつの間にやら雲行きが少々怪しくなってきている。
帰り着くまで降られずにいれるといいんだけど。どーも微妙っぽい・・・
☆
ってな感じで、微妙に道を間違えたりもしたものの、そこそこ順調に第二目標地点であるヨーロッパ軒攻略に成功。
あとは無事に自宅までたどり着ければ万事問題なし、なのですが。
果たしてそう上手く物事は進んでくれるのか? ←んな訳ねーって。
その辺は最終編で。
− − − − − 以下、最終編へと続く − − − − −